戸川としお議員代表質問 攬勝亭関連全文
2020年 12月 12日
前に要旨を記事にしましたが、戸川としお議員の代表質問の攬勝亭関連部分、
以下に全文を載せます。

戸川議員代表質問
次に攬勝亭の活用と庭園整備について質問いたします。
市内柳原二丁目にある日本庭園「攬勝亭」は県文化財保護指導委員の長尾修氏によりますと保科正之公が攬勝亭と名付け、松平正容公の時に御薬園や可月亭が造られ、小堀遠州の流れを汲む目黒浄定によって攬勝亭も修景されたともいわれている庭園です。攬勝亭庭園内には、松平容保公の歌碑、灯篭や石造建造物、稲荷神社、攬勝亭碑文など多くの文化財物件が目視できるとのことであります。会津人開拓の地、北海道せたな町には会津藩士丹羽五郎が別邸と庭を造り攬勝亭と名付けました。市民の方も現地を訪問し確認されてきました。
攬勝亭は昨年、仙台市の不動産業者が敷地を取得し、市では昨年12月に開発許可申請を許可したとのことであります。
この事実を知った市民は「攬勝亭を守る会」を設立し、「攬勝亭を保存活用すること」「攬勝亭の庭園、お茶室及び土蔵の専門家による精査を行うこと」の要望書を4,312名の署名を集め、市長と市議会議長あて提出されています。市長あて4 回目の要望書1,378名分はまだ手渡されていないとのことであります。
この攬勝亭は御薬園、可月亭とともに会津三大庭園と称され、昭和8年に発行された市内庭園番付では一の丁、現裁判所の「白露庭」材木町 の「可月亭」とこの「攬勝亭」は別格行司扱いで、「御薬園」と鶴ヶ城内の「銀星苑」も勧進元として別格扱いで、市内には個人所有の庭園が94あったとのことです。6月には文化庁の青木達司調査官が現地を視察し、「近世の文化財としての評価は難しい」との評価を示す一方、攬勝亭の庭園が江戸時代からここに存在していることは間違いなく、会津若松市の歴史にとって大切な場所であることに変わりはないと思います」とも述べています。
そこで質問いたします。これまで市では所有 者の意向を尊重する方針であると述べていますが、現在所有している仙台市の不動産業者に対し、現況での売却の意思があるかどうかを確認した経緯はあるのかお尋ねいたします。
売却の意思があった場合、売買価格は市として取得可能な金額だったのかお示しください。
市として購入し、観光資源だけでなく、歴史的庭園として保存活用する考えはないのかお示しください。
旧星賢跡地の庭園について質問いたします。この庭園について は平成 29 年 2 月市議会において同僚議員が「茶の湯の文化振興について」質問されましたが、この中で林平蔵氏が後世に残る回遊式の庭園としてつくられたこの庭園の価 値について質問をいたしました。
この質問に対し市長は庭園の価値について、平成11年に取得した星賢跡地の庭園部分には茶室や池、築山、灯篭が残っている。これらは 大正期に築かれたもので 昭和8年に発行された市内庭園番付では大関に位置付けられた経過があり、当時掲載された庭園の中で現存する数少ない庭園であると認識している。これら跡地利 用については、関係団体や地域の意向を確認しながら検討するとの答弁がありました。
星賢跡地の利活用については今回質問しませんが庭園の保存活用について関係団体や地域の方々との協議をしたのかお伺いいたします。
また、この庭園を取得後、整備等は行った経過はあるのかお伺いいたします。
今般の新庁舎建設に当たり,現本庁舎は文化財ではありませんが一部は保存する計画です。私は攬勝亭も含めて市内に現存する歴史的な価値のある建築物や庭園などは市として保存すべきと考えますが改めて認識をお示しください。
市長答弁
次に攬勝亭の保存と庭園整備についてであります。
市におきましては、所有者に対して
市への売却意思や売買価格の確認は行っていないところであります。
次に、取得の考え方についてであります。
不動産の購入など大規模な事業の実施の判断に当たりましては、市が行う事業全体を視野に入れながら、緊急性や必要性を踏まえた優先順位付けを行っていく必要があると認識しております。
例えば、本市が取得し、管理運営している庭園として御薬園が挙げられますが
、御薬園のように市民の皆様に良く知られ、広く親しまれている、市民共有の財産となるようなものであるかという点も、優先順位を判断する一つの材料であると考えております。
こうしたことから、攬勝亭を取得する考えはございませんが、調査を行い記録として残すことや、見学会を開催し市民の皆様にご覧戴く機会を設けるなど、所有者の協力を戴きながら、後世に伝えるべく取り組みを行ってきたところであります。
(此所までは、文化課文案による答弁と思われる)
次に、旧星賢跡地の保存活用に係わる協議の経過についてであります。
当該地の利活用につきましては、直近では平成25年に周辺住民や利用者にアンケートを調査したところであり、「中町まちなか市民広場」として。観光客用駐車場及び花苗生産基地としての活用を望む声が多く寄せられたことからその維持管理に努めてきたところであります。
次に庭園の整備等の経過についてであります。
旧星賢跡地につきましては、これまで庭園部分の整備は行っておりませんが、平成16年まで民間事情者に管理を委託し、現在は市の直営により維持管理を行っており、主に庭園内の池の管理や除草、樹木の剪定等について、必要に応じて実施しているところであります。
(この部分は観光課文案による物と思われる)
次に、歴史的な価値を有する建築物等の保存についてであります。
歴史的な価値を有する建築物や庭園には、市以外の民間の方が所有している物も多数あり、市のみで保存を行うことは困難であると認識しております。
このため、貴重な建築物等の保存につきましては、所有者の積極的な関与と地域の方々の理解や協力が得られるよう、必要な支援を行うと共に、情報発信等に取組んで参る考えであります。
(この部分は文化課文案と思われる)
戸川議員再質問
